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発見!!新しい楽しみ方。   

2008年 08月 31日

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キリストが歩いた道へハイキングへ行った。ハイキングと言ってもかなりサバイバルなハイキング。
多分、日本人の感覚ではこれはハイキングと言わない。
ハイキングコースの途中に川があって、途中、服やカバンを持ったまま泳ぐ。道になっていない崖を歩いたりもする。

ものすごくハードで、しんどくて…、何でそんなにしんどいことをするん??といったコースだ。
でも、やり終えてから気付いた。楽しい…。本当に楽しい…。今までにない楽しさ!
この楽しさは、姉の旦那家族から学んだ。
皆が、このハイキングに関して声を揃えて「めっちゃ楽しいから行ってこい」と勧めてきた。「何で??そんなにしんどいのに?」と思っていた。でも、やってみて思った。しんどいことをした分だけの景色が返ってきた。感動…。
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世界旅行をしていて、本当に壮大でキレイな景色は山を登るなど、それなりにしんどいことを経ないと見られないことが多い。最初は、「しんどいなあ」としか思っていなかった。けれど、それをやり終えた後の達成感や、すばらしい景色に感動すること、実はそれがとても面白いということに、このハイキングで気付いた。

そして、私はスーパークリアな目標が出来た。
「アコンカグアを登る」
アコンカグアとは、アルゼンチンにある標高6000メートルの山。18日掛けて登るので、18日分の着替え、寝袋、食糧という大荷物を持って登山する。日本人は特に高山病になりやすいため、いくつか富士山級の山を登ってトレーニングし、登山前には標高に慣れる必要があるらしい。そのトレーニング場所に適しているのは、パタゴニアだということ。実は、かなりお金も掛かるとのことで、悩んだけれど、この数日で山に登りたいという気持ちが高まった為、年明けあたりから、アコンカグアに向けてトレーニングをします!

ま、とりあえずは意気込みですわ。
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by noetabi | 2008-08-31 06:48 | イスラエル

イスラエルという国   

2008年 08月 23日

旅に出て一ヶ月が経った。

私は、今イスラエルにいる。
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イスラエルは男女関係なく国民全員に徴兵制があり、兵隊へ行く義務がある(一部、宗教上の理由で行かない人もいるらしいが、他の国民からはあまり良く思われていないらしい)。街では、どこを見渡しても兵隊がいる。銃を持ち歩いている人もいる。各家庭には、シェルター(防空壕の現代版)があり、窓はシャッターが閉まるようになっている(爆撃避け)。
レストランやバスターミナルに入るのに、荷物チェックがある。普通、日本人が思う荷物チェックとは、鞄を開けて中身をチェックすることだけれど、ここでは開けずに荷物の重さをチェックされるだけに留まった。不思議だなあと思っていたら、どうやら爆弾が入っていないかを重さでチェックしているらしい。

ここは先進国。インドから来た私は、水道からお湯が出ること、トイレが流れることに感動した。日本とそれほど違いはなく、何も困ることはない。でも、所々で「おぉ!」と大きな違いを感じる。やっぱり、ここは隣国と問題が絶えない国。皆が、何かあったときの備えをしている。

でも私は、「日本は平和だから、安全だから良かった」「中東はやっぱり怖い」とは単純には思えない。
もちろん、平和が一番いい。皆分かっている(と思う)。
でも、やっぱり人間はどうしても争ってしまうのだと思う。この一ヶ月、色んな国を訪れて思ったのは、人の強さとか人の潜在的な戦う習性とか。
インドで子供にスリをされそうになったとき、私は、必死でその子を追いかけて捕まえた。結局は何も捕られていなかったのだけれど、その子は私の横で警察にボコボコにされて、どこかに連れていかれた。その子供だって、盗らないと生きていけないから盗るんだと思う。とにかく、弱肉強食の世界。それを肌で何度も感じた。
だから、平和がいいけど、単純には「銃を持っているから悪い」とは言えないと思う。それが、私がここに来て感じたこと。皆、平和を願っているけれど、銃は持っているとう現実。どうするのが、スッキリいい感じになるのかなあと考える今日この頃です。

ところで…、中東はごはんがとても美味しい。
そして、今日は8月が誕生月の人、3人まとめて誕生日会を開いてもらった。
御馳走食べました(^O^)
驚くこともたくさんあるけど、食も風土も中東は日本人との相性がいいと個人的には思う。だから、私は旅先として中東はオススメの土地だ。
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誕生日パーティの御馳走
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ケーキも全部手作り
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3人で一斉に!
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by noetabi | 2008-08-23 04:51 | イスラエル

28歳になりました。   

2008年 08月 21日

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今、イスラエル時間で夜中の3時。
さっきまでエルサレムのフェスティバルに行っていた。

義理の兄がヘブライ語を話せるため、ここでは色々な経験が出来ている。本当に普通の旅人ではできない経験をさせてもらって、感謝感謝の毎日。

そして、私は今日28歳の誕生日を迎えた。
ずっとずっと前から来たいと思っていた中東で、しかも感動的にもエルサレムのフェスティバルで誕生日を迎えた。これは、やはり縁なのでしょうか。
何となく、数年前から中東は気になっていた。特に一年前から中東に魅力を感じて、来たいと思い続けた。友達や会社の人にヨルダンやイスラエルに行くと行ったら「大丈夫?危ないよ。」とほぼ100%の確率で心配された。でも、何故かわからないけれど、どうしても行きたかったし、何故そんなに行きたいと思うのかも分からないけれど、行きたい気持ちがずっと続いた。
やっぱり縁かなあ…。

今日は、あまりに嬉しくなってしまって、テンションが上がり過ぎて、お釣りをもらい忘れたり(30シュケル、約1000円です。バックパッカーには痛い…)。そんなこともあったけれど、とりあえず、感動です。サプライズでプレゼントまで貰って、感謝感激。このピアスはマジで大切にします!ほんまにありがとう!トゥダ!
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by noetabi | 2008-08-21 09:43 | イスラエル

ヨルダン→イスラエル 国境越え   

2008年 08月 19日

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ヨルダンからイスラエルに国境越えしました。意外とあっさり。ボーダーが9時に開くので、8時半頃到着。一番乗り?くらいだったので、混雑もなく9時半頃にはイスラエルに。ここは情勢が緊張しているところだけど、どうしても写真が撮りたくなってボーダーをタクシーから隠し撮り。ところが、国境越えのときに意外にも兵隊さんに止められ、「写真撮るか??」と誘われる。せっかくなので、ボーダーでヨルダン兵と写真を。
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私の隣は、一緒に国境越えしたヒロちゃんです。


イスラエルに入って、すぐにテルアビブ行きのバスターミナルまでタクシーに乗る。

私「バス停までいくらくらい?」
タクシー運転手「大体、35シュケル」
私「OK」
しばらく走って、メーターがついていないことに気付く。

私「メーター、ついてないよ。つけて。」
タクシー運転手「さっき35で、OKって言ったやろ。」
私「いや、OKて払うって意味じゃない、戻ってメーター回して。」
タクシー運転手「じゃあ、ここからメーターつけさせろ、それでも戻るのか?」
私「いいよ、ここからメーターつけていいから、戻って。」
タクシーの運転手はしぶしぶメーターをつけて戻る。
結局、バス停に着いたときには29.5シュケル。払おうとしたら、ボタンをピッと押されて、何故か35シュケルの表示が!!
私「さっき、29.5って出てたやろ(怒)!」
タクシー運転手「いや、荷物料で足して35シュケルだから、払え。」
手元に大きい札しかなかったので、ヒロちゃんに両替に行ってもらう。
その間に運転手が、威嚇してきた。
タクシー運転手「35払わないなら、この荷物を警察に持っていくぞ!」
と言って、ドアを開けたままタクシーを走らせようとする。
あまりに横柄でむちゃくちゃな対応なため、近くのおじさんに助けを求める。
そのおじさんも、「ここはヨルダンじゃない。荷物料はどこでもかかるから、35払え。」と言われ、このまま荷物持っていかれても困るので、悔しいけれど、35を払う。

姉に会ってから、イスラエルでは荷物料は当然なのかどうかを確認。
案の定、そんな制度ないとのこと。

とりあえず、旅に出てから一番横柄な形でぼったくられた!
インド人は常に高い値段を言ってきたけれど、愛嬌があるし、無理矢理払わせようということは一度もなかった。韓国もヨルダンも皆、優しかった。もちろん、イスラエルに入ってから良い人も何人もいたけれど、それでもやはりお国柄が出ている気がした(だってヨルダンには横柄な人いなかったから)。

イスラエルは徴兵制があって、実際、隣国との緊張状態がずっと続いている。街には男女どちらの軍人もたくさんいて、大きな銃を抱えて歩いている。そんな環境のせいか、「平和」「和平」という単語が会話の中で敢えて良く使われるらしい。例えば、電話に出るときの「もしもし」は、ヘブライ語で‘平和’という意味を言う。「シャローン(平和)」というのが「こんにちは」とうことになるらしい。

さて、イスラエルには10日ほどいる。楽しみながら、どんな国かよく観察しよう。
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by noetabi | 2008-08-19 15:43 | イスラエル

ベドウィンの生活   

2008年 08月 19日

ワディ・ラムというヨルダンの砂漠へ行った。
ここは、ヨルダン王室の環境保護区。ベドウィンの昔ながらの生活を守るためにそうしているらしい。そういうわけで、ベドウィンの生活は、砂漠のど真ん中にも関わらず、観光業も発達しており、食べ物もあるし、水もお湯も出て、電気も通っているという、超リッチな生活。
とても人が良いのは、その豊かさのおかげでしょう。ここの人の笑顔は心が豊かでないと出せない種類の笑顔だ。
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到着して、シャイ(ハーブの入った紅茶)を飲みながら、ベドウィンの方に挨拶。
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ガイドのMahmoudに連れられ、ジープで砂漠をドライブ。
ここでは、日本車がほとんど。1位トヨタ、2位スズキ、3位ミツビシの順に使い易いとのこと。日本の車ってすごいなあと改めて思う。

とりあえず、ポイントに止まりながら砂漠を観光するものの、どこも大した変わりはなく、とにかく大地が広がり、岩山がどーんとある。朝から始まって、ずーっと岩山を見ているだけのに、圧倒的な景色に全く飽きない。ナウシカを聞きながら(一緒に参加した友達持参)、静かに感動。
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まったりした後は…、砂漠を走る、走る、走る。
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結局、頂上まで走り切れず、途中でポーズ。小さいけど、私です。
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これは「首を取られた鳥」という岩らしい。見える?
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そして、日の入り。岩の色が変わって、なんとも言えない美しい景色です。
バックミュージックは、ナウシカかクラシック。
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砂漠とベドウィン。やっぱり砂漠には、この服装が合うねえ。
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そして、夜ごはん。バーベキューと聞いていたのだけれど、ベドウィン式バーベキューは燻製だった!塩だけで味付けしているのに、野菜の甘みが引き出せていて、玉ねぎが特に美味しい。これ、ほんまに玉ねぎ?って思った。燻製ってすごい料理法やな。ベドウィンってものすごい豊かな生活やなと思った。
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by noetabi | 2008-08-19 14:52 | ヨルダン

ペトラ遺跡へ行ってきました。   

2008年 08月 14日

圧倒的な岩山に言葉が出なかった。
遺跡は、朝・昼・夕方と様々な顔を見せてくれます。日の傾き具合で光の加減が変わり、岩はその時間によって違う色になる。朝行くのと夕方行くのでは、まるで違う岩を見ているような気分になるのだ。
私は、昨日の夕方と今朝の二日行ってきた。まあ、とりあえず言葉では伝えきれないため、とりあえず写真を貼っておきます!
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by noetabi | 2008-08-14 23:30 | ヨルダン

ヨルダンから   

2008年 08月 13日

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憧れの中東についに来た!
日本では、「怖い」「テロ」というイメージが強いですが、本当に平和でゆっくりした街だ。インドから来たこともあり、とてもきれいで落ち着いた雰囲気、美味しいご飯にも感激。
本当に、戦争やテロがあるの?といった雰囲気だが、昨日乗ったタクシーの運転手さんが「これはアメリカ兵にやられたんだ」と銃弾の跡、数々の生々しい傷を見せてくれた。まず、私が英語で話したら「アメリカ人か?」と聞かれたので、「日本人です。」と答えると、「そうか、日本はナイスだね。」と言った後、「俺はアメリカ人はナイスだと思うけど、アメリカ政府は大嫌いだ。」とイスラエルに戦争に行った話を聞かせてくれた。どうやら、日本はODAでヨルダンにはかなりお金を投資しているとのことで、ヨルダンで日本人受けは良いようだ。只、やはりエルサレムにヨルダンから入る旅行者が多いものの、イスラエルに行くことや、英語を使うことはそれほど良く思っていないことが伺える。やはり、反米意識の強さや、複雑な情勢が少し触れただけでも分かる土地だ。

ところで、今日はぺトラ遺跡というインディージョーンズの舞台へ来ている。今から、ラクダに乗って出発します。明後日は砂漠ツアーに参加!とりあえず、無事に中東入りしたことだけ取り急ぎ報告。

すばらしい景色と、中東の魅力は次回より書きます。
b0157430_2285289.jpgヨルダンにてスイカバー発見!でも、味は全然違ったけどね…。
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by noetabi | 2008-08-13 22:10

パプさん   

2008年 08月 13日

ヴァラナスでパプさんという同じ歳のインド人と出会った。
本当に出会いは偶然で、私たちが通りで困っているところに現われて、道案内をしてくれた。そのときは、私は特に体調がボロボロだった為、数日間ほとんど食事をしておらず、フラフラだった。そんなときに、チャイを御馳走してくれて、話している内に少しずつ信用できる人だということが分かってきた為、食事もそこで取った。数日間で少しずつごはんも食べれるようになって元気になった。

ヴァラナスにいた7日中、5日間お世話になったけれど、あまりにも親切にしてくれた為(他にも日本人はいたのに、特に私達には親切だったと思う)、これほど見知らぬ外国人に何故親切にできるのかが疑問だった。
最後の日に、「最も体調の悪いときにチャイを飲ませてくれて、本当に元気になりました。感謝しています。」と言った後に、「何故私たちに親切にしてくれたんですか?」と聞いてみた。彼は「分からない」と答えて、その後も特に必要以上にベタベタもしてこないし、ビジネスの感じもないし、ドライな感じで駅に行くリークシャーまで手配してくれた。別れるときも、サラッと「気をつけて」と握手して別れた。

私はインドに来てから、日本と違いすぎるこの国に圧倒され、最初は楽しむことができていなかった。途中で出会った日本人旅行者でも「インドはもう来たくない」と泣いている子もいた。でも、私はインドでパプさんに出会ってインドにまたインドに来たいと思えた。体調も最悪だったけど、ガンジス河を見た時は感動した。

そして、自分はこれほどまでに人に親切にしたことがないなあと思った。何故、見知らぬ人にここまで親切にできるのかが分からないけれど、「恩を感じる」というのは、こういう事なんだと心が熱くなった。

これから、私もどこかで誰かに親切を返せたらいいなと思う(サラッとね)。

また、いつかガンジス河に来ます!
b0157430_21575424.jpg宿から見たガンジス河の朝日です。
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by noetabi | 2008-08-13 21:58 | インド

お別れの時…。   

2008年 08月 09日

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やっと体力が回復、と思った頃には、インドを後にしなければならない…。

一昨日、ガンジス河でボートに乗り、夜のお祈りを見た。
色とりどりの衣装を着た人々が、音楽に合わせてロウソクを回して踊っていた。日本でいうお祭りのようなものが毎晩行われているそう。観光客はもちろんいるけれど、地元のヒンドゥー教徒がほとんどで、インドの宗教色の濃さ、宗教と生活の密着度が伺える。
また、火葬場では、毎日およそ100程の火葬がされているとのこと。私が行ったときも、4つほど焚き火があったけれど、小さい子が横で普通に見ているし、悲しい雰囲気などなく、風景の一部分といった感じであった。

翌朝は、ガンジス河で沐浴。ガンジス河は汚水もそのまま垂れ流しの、恐らく衛生的には良くない河だけれど、地元民は顔も体も洗うし、歯磨きまでしている。(ちなみに、私は足だけ沐浴した)。

インドに来てからは、砂埃、雑踏、食あたりにやられ、一週間以上朦朧としながら過ごしていた。ヴァラナスに来て、今はガンジス河を見渡せるホテルに泊まっているが、ここのオーナーさんが本当に親切で、日本語も堪能、外国人相手にインドを奥深くまで教えてくれる方だった為、充実した毎日を過ごせている。

ここ、ヴァラナスでの出会いのお陰で、インドでは体調は散々であったにも関わらず、来て良かったと心から思えた。ヴァラナスの地元の人も全体的に優しかった。そして、何よりもガンジス河の迫力、ガンジス河のカリスマ的な力など日本とあまりにも違う世界観に圧巻であった。

うまい言葉が見つからないけど、とりあえず来て良かった~。


そして、旅がある岐路を迎えようとしている…。
日本から一緒に出た、パートナーのSちゃんはここインドでお別れ。日本に帰国します。これまで、1ヶ月一緒にやってきたので、とても寂しい。インドで、私が痩せこけてフラフラになっていたときも、世話してくれたり、励ましてくれたりした。なんだかんだ、特にインドは大変だったけれど、ここまで無事来ることが出来て、しかも楽しいと思えているのは、二人で過ごしていたからだと思う。ほんまに今までありがとう。また、いつになるかはわからんけど、一緒に旅をしたいなと思う。

次は、かなり飛びますが、ヨルダンです。
世界一周と言っても、私はアメリカ大陸中心の旅なので、西半球は急ぎ足の旅なのです…。
でも、一応世界一周というらしいですよ、念のため…。

※世界一周とは… 3大陸以上に滞在し、西or東周りで一周することを言う(らしい)。b0157430_13353440.jpg

お祈り(歌ったり踊ったりしている)しているガートまでの道。皆、屋台を出したり、道で果物を売っている。
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by noetabi | 2008-08-09 13:41 | インド

死生観について   

2008年 08月 07日

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今日、ガンジス河の近くで同じ年のインド人男性と仲良くなった。
彼は地元住民で、ホテルの仕事と家の仕事のシルク織りをかけもちでしている。インド人に日本語で話しかけられたら、まず疑ってしまう私達は、はじめの数分はかなり「こいつ怪しいよなあ~」という目で見ていたのだが、どうやら本当に親切なインド人だということがしばらく一緒にいてわかってきた。
ヴァラナスは、とても道が入り組んでいて、地球の歩き方に載っている地図ではとてもじゃないけど目的地に辿り着かない。道で迷っていた私達をケーダールガートというガンジス河の有名なポイントまで案内してくれ、ヒンドゥー教の昔話を聞かせてくれたのが彼。

そもそも私は、ヒンドゥー教のついてもインドについても、それほど勉強せずにこの国へ来た。来てみたら、街の雑踏、砂埃、衛星的に最悪の宿や食堂、それからしつこい客引きなどにどのように対応して良いのか分からないまま、お腹を下して、やつれて、最低な状況に…。でも、この最悪なコンディションの中、来たことを全く後悔していない。それよりも、インド人がどう考えて生きているのかということに強く興味を持って、インド人の友達が欲しいと毎日思っていたら、なんと今日叶った!!

まずは、私の感じているインドの一部分を簡単に紹介しよう。

インド人は一目瞭然で貧富の差が分かる。金持ちは日本人と同じようなキレイな服装でiPOTを聞きながら街を歩いていたり、ベンツに乗っていたりする。一方で、貧乏人は道でボロボロの服装で物乞いをしていたり、歯がない人が多い(麻薬の影響!?)。

街では、客引きや物乞いが絶えないのに、一歩住宅地に入るとホームレスが全くおらず(柵などはないのに物乞いは誰も入ろうとしない)、自由が丘のような雰囲気になってゴルフを練習しているおっちゃんがいたりするのだ。そんな環境で、金持ちは貧乏人をどのように見ているのか?物乞いをしている人はベンツに乗っている人をどう思っているのか?
こんなにあからさまに目の前に貧富の差が転がっていて、どう思っているの?と私には不思議で仕方がない。日本では、ホームレスやガラの悪い地域住民に対して蔑視する傾向があるし、一般の人が道でホームレスと話したり、近づいたりする光景はあまり見ないと思う。「あそこは近寄っちゃダメ」と親が子供に言うのが一般的だと思うが、インドは違う。お金を持ってそうな人の横にホームレスがいて、その横に牛がいて猿がいて…、高級ホテルから一歩出ると、ラリっているリークシャーのお兄さんがいてといった具合に全てのものが入り混じっていて、共存しているように見える。

そして、何よりも不思議なのが、これだけ近くに、見える形で貧富の差がありながら、インドという国は治安が良いように思う。多分、日本より治安は良いと思う。貧富の差がある=強盗・誘拐などは自然発生的に起こってくることだと思うのだけれど、そういう雰囲気がここにはない。やはり、これも宗教が日常に入っている影響の一つなのでしょう。(只、ぼったくりは多いけどね…。)

今日、インド人の彼から聞いたところによると、インド人は自分の与えられた状況を、それがたとえ貧乏だとしても、あまり悲観的に受け止めていないとのこと(昔の人は特にそのようだ)。環境をありのままに受け入れ、宗教を愛して、神を日常で崇拝しながら生きている。常に死ということに向き合い、自分はどのように人生を終えるのかを考え、家族に迷惑が掛るなら延命治療も受けたくないという考え方もしている。壮年期は、死を恐れるのではなく、未来の世界を思って自分が若者に迷惑を掛けずに出来る死に方を選ぶ。

それが、彼らにとっては人間的な成長ということである。だから、自殺なんて発想は最初からないらしい。いつか人間は死ぬんだから、良い死に方をするために今は毎日頑張って生きていて、死んだときにその人の生き方とか考え方が出るんではないかということ。そして、来世で良い身分になれるように、現世で頑張るのだそうだ。只、ここ数年は学歴社会、情報化社会になった影響で若者の宗教離れやエリート志向が進んだ結果、ストレスを感じて自殺者が増えているとのこと。だから、そういう意味では日本と似ているのかもしれないね、という話をしました。

奥深い~、インド。この社会は私にとっては謎だらけです。本当に逞しくなりそうな、大変な日々をフラフラになりながら送っております…。(2008年8月5日)

あ~、ちょっと字多いですねえ。
もうちょっと、写真増やします…。
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by noetabi | 2008-08-07 20:58 | インド