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お別れの時…。   

2008年 08月 09日

お別れの時…。_b0157430_1335910.jpg
やっと体力が回復、と思った頃には、インドを後にしなければならない…。

一昨日、ガンジス河でボートに乗り、夜のお祈りを見た。
色とりどりの衣装を着た人々が、音楽に合わせてロウソクを回して踊っていた。日本でいうお祭りのようなものが毎晩行われているそう。観光客はもちろんいるけれど、地元のヒンドゥー教徒がほとんどで、インドの宗教色の濃さ、宗教と生活の密着度が伺える。
また、火葬場では、毎日およそ100程の火葬がされているとのこと。私が行ったときも、4つほど焚き火があったけれど、小さい子が横で普通に見ているし、悲しい雰囲気などなく、風景の一部分といった感じであった。

翌朝は、ガンジス河で沐浴。ガンジス河は汚水もそのまま垂れ流しの、恐らく衛生的には良くない河だけれど、地元民は顔も体も洗うし、歯磨きまでしている。(ちなみに、私は足だけ沐浴した)。

インドに来てからは、砂埃、雑踏、食あたりにやられ、一週間以上朦朧としながら過ごしていた。ヴァラナスに来て、今はガンジス河を見渡せるホテルに泊まっているが、ここのオーナーさんが本当に親切で、日本語も堪能、外国人相手にインドを奥深くまで教えてくれる方だった為、充実した毎日を過ごせている。

ここ、ヴァラナスでの出会いのお陰で、インドでは体調は散々であったにも関わらず、来て良かったと心から思えた。ヴァラナスの地元の人も全体的に優しかった。そして、何よりもガンジス河の迫力、ガンジス河のカリスマ的な力など日本とあまりにも違う世界観に圧巻であった。

うまい言葉が見つからないけど、とりあえず来て良かった~。


そして、旅がある岐路を迎えようとしている…。
日本から一緒に出た、パートナーのSちゃんはここインドでお別れ。日本に帰国します。これまで、1ヶ月一緒にやってきたので、とても寂しい。インドで、私が痩せこけてフラフラになっていたときも、世話してくれたり、励ましてくれたりした。なんだかんだ、特にインドは大変だったけれど、ここまで無事来ることが出来て、しかも楽しいと思えているのは、二人で過ごしていたからだと思う。ほんまに今までありがとう。また、いつになるかはわからんけど、一緒に旅をしたいなと思う。

次は、かなり飛びますが、ヨルダンです。
世界一周と言っても、私はアメリカ大陸中心の旅なので、西半球は急ぎ足の旅なのです…。
でも、一応世界一周というらしいですよ、念のため…。

※世界一周とは… 3大陸以上に滞在し、西or東周りで一周することを言う(らしい)。お別れの時…。_b0157430_13353440.jpg

お祈り(歌ったり踊ったりしている)しているガートまでの道。皆、屋台を出したり、道で果物を売っている。

by noetabi | 2008-08-09 13:41 | インド

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